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2006年01月30日

野口健講演会

野口健講演会

「ジャンクスポーツ」での天然ボケぶりがとても面白いアルピニスト「野口健」氏の「富士山から日本を変える」環境講演会が昨日、浦添市民会館で開催されまして、中3の長女と行ってきました。

会場の頃はまばらな聴衆席も、開演の頃にはほぼ満員。
どちらかというと高校生よりも上の年代、20代の人が多かったかな?

司会の紹介にあわせて袖から現れた時、跳ねてでてきました。
テレビで観るときの軽さそのままのイメージで、実際に講演での話し方もすこぶる「カ・ル・イ」。

しかしながら、話の中身はとても重い話の連続でした。
エベレストに挑戦、ましてや登頂に成功した人間ってのはある意味人間じゃないと強く感じました。
ジャンクスポーツで、「登頂の途中に途中で死んでしまった登山家の死体を越えて進んで行く」のは知っていたけど、講演会での話はもっと凄い話でした。

彼らはひょっとしたら、「生き死に」について悟っている人たちではないかと思います。
昨日の講演の内容は、アルピニストではない人から聞いたらあまりにも恐ろしい話でしょう。
それほどにインパクトのある話を淡々と、早口で野口氏は語りました。

エベレストでの地元のシェルパが言った「エベレストからネパールを変える」運動の話から、「富士山から日本を変える」話は、この野口健という人間の持つ底知れぬパワーを強烈に感じました。
娘を連れて行くことが出来て、本当に良かったです。

講演会終了後、ロビーで彼のサイン入りの著書の文庫本を2冊買い求め、日付をその場で書き込んでもらい、氏を真ん中に3人でカメラに収まり、握手をしていただきました。

10年ほど前に青年会議所の沖縄地区大会が浦添JC主管で開催された時に、当時環境問題に大きく関わっていたこともあり、市民サービスの一環として玉城満団長率いる笑築歌劇団と一緒に「ウマンチュ揃てぃ、ゴミんなさい」とのタイトルでゴミ問題をテーマにした喜劇に徹夜して頑張ったことを想いだしました。

環境についての関心を今一度想い起こさせてくれた素晴らしい講演会でした。



Posted by 球建設 at 22:57│Comments(0)
 
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